今月の言葉

 
 仏法は生きている教えです。
  
  私を仏に出遇わせて下さる。
 阿弥陀の浄土は目的地ではない
  私を変えさせて下さる世界です。
 今の時代、生きることの基準は私の思いのようです。あらゆる事が私の考えに合うか合わないかで判断されて、選択されていくようです。その自己判断で間に合わない事が起こったときに、宗教的なことに係わりを持つようです。
 でも宗教的なことに係わりを持つといっても、私が望むような形になる手段として考えている方がほとんどのようです。 宗教とは、私の宗(むね)を明らかにすることです。宗とは要と考えても良いでしょう。私が起つところ、拠りどころです。
 拠りどころといっても、自分だけが喜ぶ世界ではありません。宗としての教えには,必ず他との関係を含めて、成り立つ世界だから。
 仏法は亡くなった人だけに係わる教えではありませんし、その世界(浄土)に行き着けば良いという教えでもありません。私が生きる、本当に生きることを気づかせてくださるのです。